2/25の日記 文は田島薫
吉田拓郎のオールナイトニッポン
週末は、私や同居人、尾形さん、サニーも参加してこの日曜から高円寺で行わ
れるグル−プ展のオープニングパーティがあり、当初出席のつもりだったんだ
けど、サニーが友人とやってるバンドのライブの日とぶつかったり、午後4時
からの開催に尾形さんは仕事終わってから来ると8時ぐらいになっちゃいそう
だもんで、やめにして、搬入も前日に済ましておいた。
それでも当日、パーティ完全出席主義の尾形さんから、8時ごろまでやってる
はずだし、自分も8時前に行くから行ったらどうだ、って勧めがあったんだけ
ど、あまり迷わずに断った。
日曜はどっか出かけてもいいかな、って思ったりもしてたんだけど、朝からも
のすごい大風が吹き荒れてたもんで、花粉症の私としてはそれは断念して、家
で過ごすことにした。(別に特にいつもと違うわけでもない)
ラジオ欄見ると、AMでオールナイトニッポンの何十周年記念で、昔のパーソ
ナリティがリレー式で2時間づつ担当する24時間放送をやってて、タモリのと、
吉田拓郎のを聴いた。
私は吉田拓郎が好きでよく聴いてたもんで、30年も前の雰囲気が戻って来てる
のがちょっと懐かしいような、時間の過ぎる早さの感傷などを感じながら、聴
いたわけなんだけど、彼は肺がんの手術やったり、どうも、最近はうつ気味の
ような心境らしく、少し年老いたような悩みに、好感と共感を持った。
しかし、どうも、そのせいか、広島時代が懐かしいらしく、そのころのバンド
のテープなどを少し照れながら聴かせるんだけど、やっぱり、スターになるよ
うな人物は、いくつになっても自己愛と自己主張が強いもののようで、聴いて
ると、笑っちゃうぐらい、絶え間なく自己アピールするのだった。
広島時代のバンドでは自分はリードボーカルじゃなくて、リードギターだった、
って言いながら、聴かせるテープのリズムアンドブルースの演奏は「や〜恥ず
かしいな〜」って言ったりしつつ、全部「歌はぼくなんですよ」だもんな〜。