ぼけのたわごと         文と写真は上一朝(しゃんかずとも)


大変お待たせいたしました。
大好評だった酩酊放談のシャンせんせい、装い新たに復活しました。
事情通のシャンさんが神仏にはきちんとお伺いしてるから、人っておもしろい。



三の酉

三の酉まである年は火事が多いと云われているが、事件、事故ばかりの昨今、本当のこと

かどうかわからない。しかし、日本の政治経済と自民党政権と麻生首相。もしかすると民

主党も火の車であることは間違いない。


三の酉の29日は、天気晴朗、風もなく暖かい日だったので人出は予想していたが、行き

の車中「酉の市なんて何年ぶりかしら」なんてバアサンの団体がうようよしていたので、

これはエライコッチャと思っていたら、案の定一時間は並ぶと思われる大行列だった。

参拝路にはロープが張られ、要所々に警察官が立ち、とても割り込みはできない。しばし

黙考、甥が人ごみに弱いので正式参拝はパスすることにした。

これにはわけがある。昨年二の酉に来客があり、客が帰ってから行くつもりだったがしこ

たま飲んでしまい姪っ子に代参を頼んだ。その結果、それほど悪い年ではなかったので今

年も良かろうということにした。

とは言え、鷲神社とは長年のおつき合いがある。スペシャルルートをたどって拝殿のそば

まで行き、古い熊手を返し神社の熊手を買った。そのあと、行ったことのある方はご存じ

だろうが隣の妙見様でおみくじを引いてきた。


本来ならば神社のおみくじを引くのだが、ここ妙見様では、坊さんが一人一人に経文を唱

えながらおみくじを引いてくれる。神社のアルバイトの巫子さんよりご利益があるような

気がして数十年来ここと決めている。


おみくじは吉。優しい美人が人から愛されるように人から好かれる。運気は殊によし。但

し、おみくじの定番「信心は忘れるな」とのお告げでした。

ここのおみくじと、元旦に引く神田明神のおみくじの結果が、来年の小生の運勢を決めて

くれることにしている。さて、明神様と将門さんは微笑んでくれますかどうか……。


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