●連載 がたやま娘のひとりごと      文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

人気者たえちゃん、あちこちに呼ばれただす。


幸せな週末

この週末、なんだかいろいろとお誘いがあった。

古い友人との気取らない飲みと、幸せの国の住人たちとのポットラックパーティ、愛

犬わたるの鼻ぺチャわんこのパーティ。

迷った末、愛犬わたるには鼻ぺチャパーティがあるのを内緒にして、ポットラックパ

ーティに先に参加し、その後古い友人と会うことにした。

ポットラックパーティには、少し早めに顔を出した。我々お手持ちの料理は、私の勝

手なオリヂナルのイモ餅。ゆでたジャガイモと餅とチーズを練りこんだもの。あとは

厚焼き玉子。夫のボウリング大会の景品で、何十個と持ち帰ってきてくれたのだ。不

思議な景品だが、おそらく縁起が良いはずだ。

先に来ていた友人たちはタイ焼きやメロン、別の男子はお手製のかぼちゃのニョッキ

を、ハロウインの飾りをつけたかぼちゃの器に持参していた。そしてぞくぞくと友人

たちが集まってきた。玄米の炊き込みご飯や、奥さんお手製のちらし寿司、日本酒持

参のカップル、宮崎出身のご夫婦は宮崎地鶏の鳥南蛮、チーズフォンデュの実演コー

ナーもあった。ホストのお宅ではシャケ御飯と大量のおでんを作ってくれていて、友

人が来るたびに「おっ!新しい料理が来たぞ!」と言って大歓迎していた。

そしておめでたい話題が多くて、結婚するカップルが2組、ご懐妊のご夫婦が3組もい

た。っていうか何人参加したんだというと、ホストのお宅でもよく分かっていないら

しかった。


楽しくてずっと居たかったんだけど、私は途中でおいとまし、古い友人との飲み会に

向かった。

会うのは何年ぶりだろう?お互いに結婚してからはあんまり飲み歩かなくなってしま

ったんだけれど、独身の頃はいつも遊んでいた仲間のひとり。小さい体で、工事現場

の現場監督をしていた。コイツよりは先に結婚するだろうと思っていたが、先を越さ

れたレベルの低いライヴァル同士。

久々に会ったけれども、いつものように私のペースでやらせてもらった。しみったれ

た話は無く、お話は暴走しまくり。彼女は相変わらず、ずーっとゲラゲラ笑っていた。

ほどほどに飲んでお互いに帰った。「ほどほどに」ってとこは、若い頃より少し賢く

なったなぁ(^^;)

楽しい友人たちに囲まれて、とてもありがたいなぁと強く感じた。ココロの充電をさ

せてもらって、充実した気分で眠りについた。


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