11/19の日記          文は田島薫


労働シリーズの日曜日

事務所引越し済んで一段落といいつつ、そのために後回しになってた家回り補修

仕事がたっぷり残っていて、とりあえず、友人の会社に直してもらったベランダ

の土曜の錆落としに続きペンキ塗り前の錆止め塗りをした。

ベランダの床を汚さないように新聞紙をきっちり敷いてから、手すりなどから塗

り始め、よし、床汚さずに塗れた、って階段にかかろうとして、気を抜いた瞬間

錆び止め液のたっぷり入った缶にけつまずいてひっくり返してしまった。

そんな階段の一段だけのステップに、錆止めをてんこ盛りにするこたない上、作

業用のボロ靴でよかったけど片方だけが大部分赤く染まった。

その後が忙しかった。乾く前にそのステップ来ちゃ、刷毛に浸し、あちこち錆の

ある部分探しちゃ、重点的に塗って行った。

2時から先日アジアの覇者になった、われらが浦和レッズのJリーグゲームがあっ

たんで、見遅れずに済んで却ってよかった、ってよーなもんだ、って自己正当化

したのだった。


レッズのゲームは動きはよかったようなんだけど、優勝決定直前まで来てどっか

少し堅くなってるのか、なかなかゴール決まらず清水に引き分けだった。


夜は風呂上がりにビール飲んだ後、ショーチュ−飲みながら、同居人が持ってた

ビデオで、チェコの初老の独身チェロ弾きが旧ソ連から脱出しようとする若い女

性と偽装結婚を持ちかけられ、その5才の子供を預かるハメになる、ってような

話の映画を見たけど、なんだか疲れが出たようで途中うとうととした。

しかし、主人公はショーンコネリー似でハンサムだとは言え、頭ははげかかった

白髪のしわ顔のおやじなのに、チェロ習いに来た若い女性もすぐにベッドインを

許すし、他にも何人も親しいガールフレンドいたり、偽装結婚相手の若い女性と

も結ばれちゃうようだし、この映画作った男の希望的妄想映画といったもののよ

うな印象を受けたんだけど、東欧の方だとジジーがもてるのか〜?


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