●連載 がたやま娘のひとりごと 文はこんのたえこ
地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!
たえちゃん環境豊かな地元で黄金週間満喫したよーです。
黄金週間2007
漢字で書くと、なんだか懐かしい絵ヅラです。
今年は、東京生まれ東京育ちで田舎が無いノリちゃんが山形に遊びに来た。彼女は初め
てひとりで新幹線に乗ってやって来たのだ。着いて開口一番「山形って、意外と都会な
んですね〜!」って言っていた。どうやら畑と田んぼしか無いイメージだったらしい。
ちょっとドライブした後、近くの温泉へ行った。銭湯並みに安いと言って喜んでいた。
その後はうちのアパートで大宴会を催した。
次の日は、ノリちゃんが大好きなお蕎麦を食べに行った。ゴールデンウイークだったか
して、お店はメチャ混みだった!それから今回のメインエヴェント。蔵王のお釜を見学
して、愛犬わたると一緒に泊まれる蔵王のペンションへ。
蔵王は、山形の人に最も愛されているところのひとつ。お釜に近づくにつれ、道路の脇
には雪の壁が2〜3メートルくらいある。そして歩いて行くお釜スポットには舗装が無
いので、土と雪でぐっちゃぐっちゃである。ノリちゃんは雪の上を歩くのに慣れてない
し、私もぬかるみに足を取られていた。わたるも、知らんぷりして思いっきりぬかるみ
にハマり、泥んこになっていた。お釜の水はまだ凍っていた。ノリちゃんはあまりの壮
大さにヘッピリ腰になっていた。
ペンション到着後、泥んこなわたるの足を思いっきり洗わせてもらった。「お嬢さん〜
♪山男にゃ惚れるなよ〜♪」的なペンションのオーナーが「はっはっは!よく染まって
ますね〜!」って笑顔で言ってくれていた。
夕食は山形牛のしゃぶしゃぶ。夫はここぞとばかりに食べまくっていた。あらかじめお
肉の追加を頼んでおいたんだけれど「いやー、お肉の追加っておっしゃるから、どんな
に恰幅の良い方がいらっしゃるんだろうって思っていたら、こんなに細い方々だったん
ですねー!」って感心していた。好戦的なわたるは、お隣の家族のおとなしいゴールデ
ンレトリバーちゃんが気になって仕方なかったようだった。私たちは、もう満腹トリオ
になったので、先陣を切って私が一番早く寝た。
最後の日は、蔵王温泉の公衆浴場に行った。昔はいくらだったかな〜忘れちゃった。で
も、よく来たもんだった。お風呂しかないので、ちゃぽんと入ってもういいやと思った
らあがる。子供の頃は熱くて入るのが地獄だったけど、大人になったら極楽になった。
なんだか今回の黄金週間は、レジャー満喫となった。