●連載 がたやま娘のひとりごと      文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

たえちゃんに気の合う友人がまとめてできたよーです。


幸せの国の住人とのおしゃべり

出会って数ヶ月だが、すんごく興味深い友人が数名いる。いずれも女性、同年代。会っ

ていると時間が足りないと思う。単なるオバチャン予備軍のおしゃべりだと思っていた

だいても構わないのだが、オバチャンたちと大きく違うであろう要素は「話してもどう

しようもない話題が無い」ということかも。例えば愚痴・自慢話・悪口。彼女らからは

全く聞いたことが無いので、そういうことはおそらく頭の中に存在しないことなんであ

ろう。

そんで、彼女らはとっても行動力に長けている。もしくは、行動を起こす前に徹底的に

リサーチをするのが得意な人もいる。イメージ力が素晴らしい人もいる。なので、会っ

ておしゃべりすると、お互いがお互いの話を興味深くよーく聞いてしまう。あたしゃど

ちらかというと聞きベタな方なので話が飛んだり、話の腰を折っちゃったかな、って思

ったりすることもあるんだが、どちらかというと、みんな聞き上手。だから「友達に恵

まれているなぁ♪」って都合よく解釈しちゃったりして・・・

キャラクターに共通点はあまり無いんだが、なんだか話が面白い。共通点と言えば、食

に興味があること。豪勢な食事ももちろん好きだけど、どちらかというと素朴な食べ物

が好き。また、学ぶことが好きで、人にも自分にも積極的に生かそうと思っていること。

だからそれぞれの学んだこと、自分の経験などをシェアすることが、とっても楽しい。

夫婦同士で酒など酌み交す機会もアリーノ、そんでまたその連れ合いもお互いにユニー

クなので、旦那同士も気が合い、我々の話題はエンドレス。


そして帰るときは、さくっとお別れする。プライヴェイトも充実している人々なので、

おそらく時間の管理が上手なんであろう。いつまでもダラダラしていない。だから付き

合っていてとてもラク。


愚痴の言い合い自慢をしている人と、前向きな話題を提供する人、どちらでも好きなほ

うを選んでいいのなら、どちらを選ぶだろう?

どっちを選ぶにせよ、自分にとっては楽しいと思うんだけど。


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