●連載 がたやま娘のひとりごと      文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

たえちゃん、自由で楽しい大忙し、しております。


新しい生活と、いろいろ。

会社を辞めて、ヒマになるどころか、同じくらいせっせと行動を続けている。

まずは、アパートのお掃除。

仕事をしている時は、何かにつけてお掃除を先延ばしにしていたけれど、気がついた

らグッチャグチャ。いらない洋服もしこたまあった。とりあえず、もう着ない洋服を

全部処分した。それから、処分しようかどうしようかと迷っているものも「ええい!」

と思い切って全部処分した。そうしたら、とてもスッキリして気持ち良かった。

そして、家族旅行に行った。

忙しい中、叔父がいろいろ計画してくれて、母方の祖母の80歳のお祝いに、かみの

やま温泉に行くことができました。お世話になった旅館も素敵!私は知らなかったけ

れど、どうやらセレブ御用達みたい。子供の頃はよくみんなで旅行に行ったものだっ

たなぁ、と懐かしく思い出しました。

次に、母とフェイシャル。

お友達のハルミさんの美容室で、フェイシャル体験のお誘いがあったもので、せっか

くだから祖母と行こうかと予約したが「オレは器量が良いから行かない。お前ミッダ

グナイ(みっともない)から、行って来い。」と母をご指名した。で、珍しく二人で

出掛け、ランチまでご一緒した。母と外食なんて、生まれてこのかた数回しか無い。

貴重な時間だった。

それから、私のひとり旅。

いろんなことを考えて、「私が死ぬ時にやっておかなかったら、後悔するコトって何

だろう?」って。そうしたら「海外に行こう・・・」って答えが出た。「行きたかっ

たんだけどね〜」って、くすぶった気持ちで一生を終えるものも、せっかく生んでく

れた親に申し訳ないし、自分自身に正直でいいじゃないかと思った。そして、半年以

上前からコツコツ準備した。今週中に実現いたします。

・・・って、自分で書いていながら、あらためてびっくり。

私はゆっくりゆっくり進歩しているのかも、と思う。


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