2/13の日記          文は田島薫



子供の本とビデオ

3連休はギターと新聞とテレビと本とビデオと酒で、ずっと家にいた。

ここんとこずっと河合隼雄の本を読んでて、そこで紹介されてた子供の本が気に

なり、日曜に図書館に行った際、ピアスの「トムは真夜中の庭で」の本と、リン

ドグレーンの「やかまし村の子供たち」の映画ビデオを見つけて借りて来た。

で、その夜は、ショ−チュ−飲みながらその本をずっと読んで(子供の本の読み

方としては適当ではないかも)、子供の時の気分を思い出し、翌日は、エレキギ

ターでクリームと1時間ばかり合奏してから、映画を見た。

映画は前に見て感心した「マイライフ・アズ・アドッグ」のラッセ・ハルストレ

ムが監督で、少し残念なのは日本語吹き替え版だったんだけど、なかなか子供の

世界が豊かに表現されてて、ぼー、っとしてた自分の子供時代のことを思い出す

と、けっこうやる子供たちだな〜、って感心したり、今でさえ、私は映画の中の

子供たちのイマジネーション力に追い付いてない気がしたけど、気分はよくわか

って、すっかり子供時代に還っていた。


風呂入って、ビール飲んで、夜はショーチュー飲みながら子供の本を読んだ(だ

から読み方が適当でない、ってば)。

休日の終わる夜は寝る前にチューニングしてたアコスティックギターとエレキギ

ターの弦をゆるめるんだけど、その前に数曲軽く小声で演奏した。


夜はなんだか子供の世界に遊ぶ夢を見たようだったけど、朝起きたらすっかり忘

れていた。


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