●連載 がたやま娘のひとりごと 文はこんのたえこ
地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!
たえちゃん、スピリチャルモードで「愛の証」を買っております。
結婚指輪。
詐欺まがいの結納〜結婚式を経て、ほぼ1年半。やっと結婚指輪を手にした。やっと、
とか言うと、とっても欲しかったようなサウンドですが。
我々、結納の品は目録に記載あるのみ。結婚指輪はナシ。「愛の証」をとても重要に
考える女性なら「この結婚は詐欺なのか?」と疑いを持つことでありましょう。アタ
シは別に「愛の証」とかいう物品を重要視する方ではないので、どっちでもいいのだ
が、いざ買い求めに行ったら、気に入るモノは無いわ、予算オーバーだわ(←こうい
う大切な物に「予算」を決めて買うっちゅーのはどーも「浪漫テイックではない!」
と思うという矛盾もあるのですが)で、結局買わず仕舞いだったの。
で、最近スピリチュアルづいている私は、何だか導かれるまま、東京のとあるスピリ
チャルなお店を訪ねた。来店予約の際「買えるかどうか分かりませんけどね!おっほ
っほ♪」とイヤラシイババアみたいな口調で担当の方と電話していた。予算的に言え
ば、私の指輪だけギリギリ買えるくらいだと考えていた。ところがすっとこどっこい、
お店を訪ねて担当の方のお話を聞いていた夫も買うことになった。せっかくだから、
二人でそろえてしまおうか、と。
それが先週末、やっと届いた。私が初めて「ここのお店なら、買っても良い。」と思
い、私が疑問視する「愛の証に予算などあるものか!」というのを、思い通りに越え
ちゃった、結婚指輪。
偶然にも、スピリチャルな友人の誕生日だった。(その日の深夜に、彼女の誕生日だ
と知った)かつ、午前中はその友人の夫に、お気楽なメールをしていた日だった。そ
の夫婦には、彼らが図らずとも、たくさんの学びを受けている我々なのだ。スピリチ
ャルなことを、素直に受け取れるようになったのも、彼らのお陰。
彼らが忘れていようとも、我々にとっては忘れられない記念になった。