2/5の日記          文は田島薫



日曜ロックンローラー

日曜はエレキギターとアコースティックギターのチューニングして、両方弾いた。

エレキの方はクリームとジミへンをかけながら音まねトレースをこころがけて、

アコスティックの方はニ−ルヤングとビートルズとオリジナルを弾いたんだけど、

一応すべて練習のつもりで、自分のテクニックの不備を補正する意識で弾いてる

わけなんで、多分そばで聴いてる、悩み出版社にとっては、いつも同じような曲

ばかり繰り返すんで、退屈だろう、って同情しているんだけど、日曜大工とか日

曜画家とかの表現で言えば、私は向上心のある日曜ロックンローラーなのだ。


2時ごろになってギターもちょっと飽きたんで、今度、中野あたりで、小さな居

酒屋を開く、って妹に頼まれてた店の名前を考えることにして、原稿用紙に書き

抜いていたら、すぐに4時を過ぎてしまい、もうその場運動の時間で、それをこ

なし、風呂に入ったら、もう食事と酒の時間で、ビルエバンスなどかけながらぐ

ずぐず飲んだりしてると(おいおい、ロックンローラーじゃなかったのか)、も

う間もなく眠たくなる時間が来る、ってわけで、全く休日の時間の流れは早い。


ちょっとこたつで仮眠して、また起き出して、一日の精神の遅れを取り戻すつも

りで読書するんだけど、計画より前にまた眠くなり、今度は本格的に寝る。


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