●連載 がたやま娘のひとりごと      文はこんのたえこ



地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

活動家たえちゃん、自他ともに認める充実した一年でした。


2007年お開き

もう今年が終わった気分。


現実、もうほぼ終わりなんだけど。

12月は2つの音楽の舞台を抱えていて、それらが無事に完了いたしました。


ひとつは自分が歌う、初めてのゴスペルライブ。

ここ数年、ちゃんと歌ってなかったし、以前の仕事のストレスで、かなりノドの調子が

良くなかった私。ゴスペルを歌い始めた時は、自分が何の音を発しているか、全く分か

らなかった。譜面を見てどんな音を出したら良いのかさえ分からないほどに、音の感覚

が鈍っていた。でも、先生の「いいんだよ、少しくらい音ハズしても。声を出しなよ!」

ってご指導のもと、また「一緒にやろうよ!」っていう仲間たちのお陰でナントカカン

トカやってみた。声を出し始めたら、だんだんドレミファソラシドが大丈夫になってき

た。そして、ノドのトラブルなんてほぼ無くなったようだ。

ふたつめは、以前からやっているミュージカル舞台制作の助手。っていうと何だかカッ

コイイみたいだけど、舞台裏の雑用係。制作の手が回らなかったりした時や、キャスト

のちょっとした雑用に回ったり、本番中のいろんな介錯とかもお役目。これもなかなか

楽しい。キャストは一般市民のオーディションで選ばれる。そして東京で仕事をしてい

るプロの先生が指導してくれる。それを間近に見られる機会なのだ。ミュージカル舞台

なんて、山形にはめったに無いんじゃなかろうか。(大昔、若かりし尾形プロデューサ

ーがキャストとして出演したミュージカル舞台が最初で最後だった私。)稽古はとても

厳しいけど、キャストたちも真面目にやっている。


・・・ってことが終わった今の私は、リリースされていてやたら眠い。冬眠だろうか。


今年は、めでたく仕事を辞め、タイのプーケットへ滞在し、シンガポールへ飛び、市民

朗読劇に出演し、パソコンの資格を取り、簿記の試験に落第し、東京でセミナー三昧の

一週間のあと、ラスト12月に派手に終わった。すげー密度の濃い人生。

あ!今年はいのしし年じゃん!猪突猛進だったんだよね、きっと。


そか。じゃ、来年はどうなんだろう?ねずみ年だから、またいろんなものかじったりす

るのかな。・・・のかな・・・?


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