8/20の日記          文は田島薫


サニータイム

土曜の晩は、都内での仕事打ち合わせ帰りのサニーが栃木の自宅で作った有機栽培

のでかいきゅうりと小さいなす持って、わが家へやって来た。

都内の仕事打ち合わせの席でも担当者らにそれらを配ったらしく、そんなやつはい

ないよな〜、って笑ったけど、ちょっと満足気だった。


で、もちろんいつもの酒宴になったわけだけど、われわれの話題にタブーは存在し

ない(思ってるのは私だけかも?)ので、辛口批判トークも満載なのだ。

サニーは仕事も遊びも多方面に全力で頑張る男で、私もそれらに手を抜いてるつも

りはないんだけど、彼からは私がいろいろなっちゃない、って見えるらしく、親切

心で、こうするべきだ、って数々の熱心なアドバイスをくれるんだけど、それに対

し、たいてい私は反論したりそんなアドバイスは不要だ的反応なもんで、彼はいつ

も私にちょっとした不満を抱えているよーだった。

でも、懲りずに、いつも会ったりメールし合ったりして、また意見を言い合うわれ

われはけっこう率直でいい友人関係なんじゃないか、って私は思ってるのだ。


で、サニーも私もふだん自分だけの時はそんなに量を飲まないのに、会うとけっこ

う飲むもんで、後で聞くと、最後に私は便所で記憶をなくしたよーだった。


翌日はやっぱり猛暑で、エアコン効かせて、こりゃ今外出られないな〜、ってこと

でサニーはまたビール飲んで、軽い二日酔いの私はりんごジュース飲んで、高校野

球中継見たり雑談したり、ギター弾いたり、コンガたたいたり、教えてって言うサ

ニーに3フィンガー教えたりしながら、図書館で借りてた本の読み残しをこなして

から、サニーと悩み出版社を置いて、私は図書館へ本返しに行って来た。


祭りの後、晩の風呂上がりのビールは350缶2本だけにして、早めに寝た。


戻る