●連載 がたやま娘のひとりごと 文はこんのたえこ
地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!
今回の、冒険家たえちゃん、韓国人になった、って話。
ちまちょごり。
こないだチマチョゴリを着せてもらった!
国際交流の料理教室で知り合った韓国出身の方が、私と話をしていて「チェジウに似
てるね。」と言い「もし良かったらチマチョゴリを着てみない?」と誘って下さった
のだ。わたしは海外に行くとよく「韓国人ですか?」と言われ、物売りに「アニョン
ハセヨ」と声をかけられる。チェジウさんに似ていると言われるのは、とても嬉しい
♪そして、チャンドンゴン様のような男性がタイプです。
お友達のマユミちゃんと一緒に、車で30分くらいの山形市郊外の彼女のお宅へ遊びに
行った。玄関を開けると、ヨン様の特大ポスターが目に入った。「お約束ですよね〜
!」とみんなで大笑いした。
「はい、座って。」と彼女はわたしの髪をまとめはじめた。あまりにもテキパキして
いるので「韓国で美容師さんだったの??」と聞いたら「実はそうなの。」と言って、
みるみるうちに韓国髪をまとめ上げた。マユミちゃんも結い上げてもらった。本格的
だ。二人とも初めての髪型だから、ホントに感心しきりだった。
隣の部屋にチマチョゴリが3着とチャイナドレスがあった。「好きなの着て良いよ。」
と言われたので、私はオーソドックスそうなチマチョゴリを選んだ。着てみると、可
愛くて楽な重ね着ワンピースのような感じ。紐でしっかり縛っているのは胸上だけな
ので、着ていてとっても楽チン。チャイナドレスも着てみたり、クラッシックなポー
ズも決めたりして、マユミちゃんとバンバン写真を撮りまくった。
さんざん遊ばせてもらった後「もし良かったら、チヂミ食べていかない?」と言って
くれたので有難くいただいた。「なんでもいいから家にある材料でパパッと作るんだ
よ。」って教えてくれた。お手製のキムチを三種類も味見させてもらい、香ばしいゴ
マの手作りおやつもいただいた。どれもこれもメチャメチャ美味だった。ゴマのお菓
子をお土産にもらって帰ってきた。
せっかく韓国の髪型にしてもらったのだから、帰りにお友達の美容師のハルミさんの
お店に見せに寄った。そしたら「ナニ!?どうしたの?今から何かあるの!?」と言
われた。