つーとんファミリー
秋晴れのいい天気なんだけど、朝方はベランダで寝るにはちょっと冷えるせいか、
このごろではめずらしくバットマンやブラッキーの姿がない。
午後になって、ちょっと皿のエサが減ってたものの、お客さんの気配がないんで、
また路地の見回りに出かけた。
北側の小さな庭の家の庭につーとんと、つーとん2せ、2せバットマンがそれぞれ
のいつもの居場所で座っていて、どうやら、木箱にもらったエサをみんなが食べ
終わったとこのようだった。
2せバットマンは先日見た時よりずいぶん大きくなってるんで、急に成長したの
か、2せバットマン2号か、または、こっちがオリジナル2せバットマンでいつも
見る小さい方が2せバットマン2号か、って悩んでいると、私の足元をすりぬけて
もう一匹別のつーとん2せが庭に入って来て、2せバットマン（保留つきオリジナ
ル）が、それを察して、わきのすき間を小走りに逃げて行ったから、この2せつ
ーとん2号（何がなんだかわかんねぞー）とはあまり仲がよくないようだ。
2せつーとん2号はみんながじろじろ見てるのを全く気にとめずに、空の木箱の
においをかいでから、あたりをかぎまわって、どうやら、エサあるはずなんだけ
どな〜、って探してる様子だった。
こりゃ、多分つーとんファミリーが彼にエサとっといてやろう、って思ってたと
ころ、いつも顔見知りのよしみで、それに身体もちっちゃいからエサ分けてやっ
てた2せバットマン2号（急に名前変更いつもの小さい方）の変りに親戚のおじち
ゃんである身体でかい2せバットマンが残りのエサ全部食べちゃった、ってこと
で、わりーな、って思ってるつーとんとつーとん2せはつーとん2せ2号に何にも
言えなかったし、いかん、って思った2せバットマンは退散した、ってことかも。
（おーい、なんだかキャスト名がこみいった話になっちゃったぞー、だから、こ
の話は聞かなかったことにしてください） |