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2006年7月25日

プロ野球にお金を払ってみたことはないが、夏の高校野球埼玉県予選は入場料500円

をいつもきちんと払ってみている。


甲子園の全国大会より母校をはじめとする馴染みある高校の出る県予選の方が断然面

白い。何回も行っていると顔なじみのおやじもできて『あっ、どーも』などと挨拶を

する。真剣に闘う選手諸君を見ながら、そういう同好の男たちと『あーでもない、こ

ーでもない』と好き勝手におしゃべりするのは楽しい。


生徒やOBや父母が一生懸命応援している近くで見ていると選手の母親たちが冷たい

飲み物やお菓子を持ってくるので、義理で応援したりする。


トーナメントだから負ければ3年生にとっては最後の高校野球となるが、その日で一

生野球と離れてしまう選手も多いらしい。にぎやかな応援で盛り上がる夏の高校野球

県予選はそんな悲壮感も内在している。



さいたま市の南東部。『見沼田んぼ』と呼ばれた広大な地域が今宅地開発されている。
造成地を囲う緑色のネットが何百メートルも続く。
だだっ広い平地に延々と張られたネット。現代アートの作品としても鑑賞に十分に堪える。
建造物が立ち並ぶ前にご鑑賞あれ。
2006.7.8. y.kubo


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