●連載
がたやま娘のひとりごと 文はこんのたえこ
地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!
今回は、ウィンタースポーツの本場から贈る、シロウトの立場話。
☆冬のオリンピック☆
スポーツは、嫌いではないけれど、あんまりやらない。テレビで見るトリノオリンピック。冬。ウインタースポーツだな。って認識程度なん
だけど、よくテレビで見る選手たちは、やっぱりすごいな、と思う。
近所にフィギュアスケートを習っている人が2,3人いた。小学校のスケート教室の
時に、模範演技で彼らがスケートリンクに立ち、スイスイ滑り、いとも簡単にクルク
ル回っていたのが忘れられない。先生より上手いんだもん。その他一般には、表現力
だの技術だのってそんなの夢のまた夢。まず氷の上にまっすぐ立ちなさいよ。ペンギ
ンさんを見習いなさい。
ちなみに、スピードスケートの加藤条治さんは、山形市出身です。どうやら隣町辺り
に実家があるらしく、中学・高校も同じエリア内なので、そのあたりのパン屋さんと
か、タバコ屋さんとかには「がんばれ!加藤条治選手!」「加藤条治選手、トリノ出
場おめでとう!」とかいう垂れ幕みたいのがいっぱいある。もちろん駅前とか七日町
商店街にもあるよ。地元の新聞は、加藤選手の特集記事でいっぱい。
スキーの選手もすごい。蔵王の「国体コース」というゲレンデに行ったことがあるけ
れど、危なくてとっても滑れたもんでねぇ。ベソかいて「アタシはシロウトだー!」
と叫びながら横滑りで下ってきたことがある。オリンピックって国体よりすごいんだ
べ?ジャンプ台も見たことがあるけれど、失神しそうな高さだよ。モーグルって何よ。
長いスキー履いてクルクルジャンプなんて、危ねぇべよ!(←オバハンみたい)スノ
ーボードも、たぶん口をアングリ開けて見ることしかできない。スノボ仲間のK君は、
毎年パイプで転んでは必ず骨折していた。
着地の時、大丈夫なのかしら。みんな。体のバネ、膝や腰のバネが強いのね。(オバハン談)