12/11の日記          文は田島薫



予定ぐるい三昧

昨日は、ちょっと大掃除のパート1でもやろうか、などと考えていたんだけど、

いつものように、ギター弾いて、新聞読んでテレビ見たら、午後になってしまい、

おまけに、図書館で借りてる本の返却日なのに、まだ読み残してたもんで、まず、

それをこなして、って読み終わったら、もう、4時近くて、日曜の4時からはいつ

も、その場運動、ってのをやることになってるんだけど、図書館に行って来てか

ら、ってことになり、大掃除全然やれない上に、ふだんの予定も30分押して来た。

っていっても、そんなに厳密に生活するこたーないんで、いいんだけど、休みの

日って、どーして、こー、あっという間に過ぎて行くんだろう。


運動して風呂入ってから、ちょっと飲んだり、悩み出版社と悩みについて語り合

ったりしてると、そろそろ9時で、テレビで映画「ラストサムライ」をやる、って

いってたので、見てみようか、って考えてたんで、そう言うと、借りてたビデオ

はいいのか、って、悩み出版社が言うので、レンタルで借りてた黒木和雄監督の

「美しい夏キリシマ」を見るのを忘れていたことに気づき、それを見ることにし

た(このように、そうとう時間経ってからレンタルビデオで見るのが多数の批判

を受けてるところの私の映画鑑賞のパターン、もっとも、「ラストサムライ」は

多分永遠に借りることはないと思われる)。


「美しい夏キリシマ」は美しい風景の中で、戦争がもたらした傷をかかえる人々

の哀切をとつとつと見せる、心にしみる作品だった。


で、ビデオを見終わっても、テレビ「ラストサムライ」まだ終わってないので、

それのラストを見てみよう、って、見てみたら、銃弾の雨の中を馬と刀で攻め行

く侍集団が血しぶき上げてばたばた倒れて全員死にたえてる中、主役の2〜3人

が、最後の最後まで死なずに残って…、さっきの映画との落差に、おいおい、っ

て、ズッコケた気分で、さすがハリウッド映画、しかし、これ見て泣くやつがい

るとすると、そいつの気が知れない、って、もっとも、最後だけ見てだから、乱

暴な意見ではあるが、や、全部見なくてよかった、って感じた。


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