8/14の日記 文は田島薫
いきなりの間借り人と訪問者
悩み出版社が会社を長期病欠してたら、とうとう来月から休職扱いになり給料
の振り込みがなくなる、って話なので、今まで住んでいたアパートの家賃負担
も大変だろうから、うちへ下宿しろよ、ってことになって、友人の将棋男の協
力を得て、いきなり土曜日に引っ越しさせた。
悩み出版社の兄貴と前日から荷造りし、当日もレンタカーを借りて来た将棋男
と兄貴と当人の4人で、レンタカーの方は東京と浦和を2往復2回目は2台で分
乗してこれも引っ越したばかりの埼玉県内の将棋男のところへ寄って、捨てる
予定だった洗濯機、冷蔵庫、ビデオ、テレビ、電気釜、トースタといったガラ
クタ家電セット(?)を置いてから、荷物を全部運び終えたらもう、7時半を
まわってて、荷物の整理はやめて、風呂入ってからめしにしよう、って言って
たら、地元に住むプロデューサーの尾形さんから電話があり、前日から連絡は
受けてた、先日亡くなった彼の友人の黒木和雄監督の特集をテレビでやり、中
に数秒、尾形さん自身も映ってるから見てくれ、ってことの確認かと思ったら、
彼んとこのテレビがこわれて見れないんで、一緒に見たい、って要望だった。
みんな疲れてるとこに、余計疲れさせそうだと思い、ちょっとメンバーに打診
してみたら、かまわない、といった反応だったんで、みんな疲れてるし、おか
まいできないと思うけどそれでよければ、って言っといたら、小1時間もしな
いうちに発泡酒とのりまきを持ってやって来た。
で、どうだったか、って言うと、映画関係者がめずらしかったのか、テレビ見
ながら映画の話で大盛り上がり、出版社の兄貴なんかはみんな寝ちゃった後も
夜中の3時過ぎまで彼と話し込んでいたらしい。
翌日は午後の時間まで今度は将棋男が彼と車の話で大盛り上がり。
結果的には話し好きばかりだったってわけで、尾形プロデューサーの訪問は大
成功だったようだ。