●連載
がたやま娘のひとりごと 文はこんのたえこ
地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!
今回は、なれたプロのすごさ、と、なれないプロのだめさ、って話。
お笑いライブ 平成18年その1 at天童市
今年もお笑いライブに行ってきた。将棋の駒や、春に行われる人間将棋や、そして温泉で有名な天童市。山形市からは車で30分くらい。通勤圏。運転が上手ではない私でも、山
形〜天童間ならなんとか運転できるかな、って感じ。今ではめったにお目にかからなくな
った「油そば」があるラーメン屋さんもあるし、ちょっと行ぐがなと思った。(油そば食
べたい)
若手芸人さんが数組出演した。近頃は、このとおりのお笑いブームなのでほとんどがテレ
ビで見たことがある芸人さん。司会者が紹介をするたびに「おー!」と声が上がり、舞台
に姿を現すと大きな拍手が起こった。やっぱりテレビによく出演するだけあって、ネタの
方もなかなか面白い。
猫ひろしさんは小さかった。「猫」って書いてある赤いTシャツを着ていた。自分の持ち
時間を一生懸命、力いっぱいやっていた。テレビで見るよりもずっと面白くって、やっぱ
り実際に見てみないと分からないもんだなぁーと感心した。
インスタントジョンソンをお目当てにしていた。「お疲れちゃ〜ん」をリアルで聞けた
(^^)彼らの間合いやキャラクターがとっても良いと思った。ネタなんだか分からない
けど何故か客を笑わせているはずの彼らも笑っちゃう場面があって、客席は大爆笑。夫は
涙を流して爆笑していた。
物まね芸人さんも、ほんとに似ていた。ほんっとに上手だと思った。テレビで人気のある
人はやっぱりすごいな、と思った(田舎者談)。
観客は年齢層が幅広かった。舞台に上がったときから観客に「あまりウケないと思います
・・呼ばれて間違ってるかもしれません」って客に気を使って言ってくれた芸人さんがい
た。ああ、テレビの深夜番組から出てまだ間もないんだな、と思った。
今回は、移動販売のお菓子屋さんの協賛、ってことで帰りにそのお菓子の限定品が販売されていた。おいしそうだったので買おうとしたんだけど、そこの販売オヤジの手際の悪さ
!販売カウンターにいたのはそのオヤジの子供と奥さんだと思うけど、ブワーって人が群
がっちゃってるのに誰も客さばきしてない。カウンターの横からオヤジが「あっち、あっ
ちに行って!」とかって言ってるし。見るとお菓子は足りないわ、いらっしゃいませも言
わないでお菓子の袋を客に差し出してボサラッとしてるわ、お釣りが足りなくてオヤジが
テンパリながら自分と奥さんの財布出してカネ勘定してるわ、バカバカしいっていうか、
「あぁ、やっぱり山形だなぁ・・」と思いながら何にも買わずに帰ってきた。