●連載
がたやま娘のひとりごと         文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

今回は、自分の立場が親の方へ移り始めたことによる子供への微妙な嫉妬心(?)。



ガキンチョ

子供にはよくなつかれるが、個人的にはどちらかというと「子供コドモした子供は

お断り」だ。とにかくワガママでデシャバリな子供、というのが好きではない。

「ワガママだから子供なんじゃんヨ!訳分からないこと言うから子供なんじゃんか!

だから子供って可愛いんだべした!」とよく説教されるのだ。

でもさ、ばあちゃんとかに連れられて他人の家に来てサ、挨拶もロクにしないのに出

されたお菓子めちゃくちゃ食い散らかしてサ、おいしいだのおいしくないだの、もっ

と食べたいだの違うものが食べたいとか言って、挙句の果てには寝っころがったり、

他人の家を勝手に歩き回ってたり、外で遊びたいとか言って飛び出して行ったり、大

人の話さえぎって自分の自慢話し始めても「子供って無邪気でカワイイナ♪」で良い

のか?

最近、あれ??って思ったのは、小学校になった子供が、もっともらしく「お勉強し

なきゃ」とか言った瞬間だった。「言ったね。おめえさん、ホントに勉強したいんだ

な?」と返事しそうになった。小学校に入った途端、大人に褒められることを意識し

ての発言が多くなってきているのだ。何だかそういうのも心配だ。

いずれにしろ、ヨソ様の子供のコトを部外者が勝手にいろいろ思っているんだけど。

その子の親じゃないから、カワイクナイとか思うんだろうけど。でも、自分の子供の

頃とその子を重ね合わせたりして、叱ったり心配したりオセッカイしたりもしたく

なっちゃうんだな、コレが(^^)


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