●新連載=クボユーシローの
スポーツ万歳



サッカー その8

小宮悦子はガンバの西野監督に惚れていた。11月6日の2005年ヤマザキナビスコ杯決勝。

国立に4万5千の観客を集めたジェフ対ガンバはPK戦で決着をつけたが、なかなか面白い

サッカーであった。

あの場に浦和の赤い旗ないのが残念無念であったが、ジェフもガンバも旧浦和市とはそ

れぞれ関係がある。

高校時代(浦和西高)と大学時代(早稲田大)共に『貴公子』とあだ名されるスター選手であ

った西野監督は浦和生まれの浦和育ちである。テレビ朝日キャスターの小宮悦子は高校

生(川越女子高)の頃、「西野選手の出る試合を追っかけた」とテレビで自ら語っていた。

ジェフにも浦和っ子がいる。ジェフの生え抜きで中心的メンバーである坂本選手。10年

前、彼は浦和東高が冬の高校選手権で初めて埼玉県代表になった時のエースストライカ

ーであり、キャプテンである。

国立に集まった4万5千人の中には西野監督や坂本選手つながりの旧浦和市の人々が少な

からずいたと思う。

余談であるが、ジェフの坂本選手と共に浦和東高サッカー部から日本体育大に進んだ稲

垣という選手がいる。彼はキーパーとして2年から日本体育大サッカー部レギュラーとし

て活躍、ユニバーシアードの日本代表にもなっている。現在彼は埼玉栄高校の体育教師

及びサッカー部のGKコーチとして活躍しているが、なんと彼の父親はココアスタジオの

田島氏と南浦和小学校・南浦和中学校の同級生であったのである。

なっジェフもガンバも浦和に関係あんだんベー。(浦和弁)


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