●新連載=クボユーシローの
スポーツ万歳
サッカー その9レッズに残されたのは天皇杯サッカーだけになってしまった。
レッズは11月12日(土)に大阪万博競技場で行なわれたG大阪対浦和戦(1位対3位)で敗
れ4位に落ち2005年Jリーグ優勝は99%なくなってしまった。
私は11月23日(祝日)に千葉市にできた新サッカー場フクダアリーナで行なわれる千葉対
浦和戦のチケット(十月半ばに完売)を持っているが、大阪に勝っていたらこれは最高に
興奮する試合になるはずだった。それが単なる消化試合になり、ただの新サッカー場見
物になりそう。天気がよければおでんでもかじりながらのんびり選手でもやじろうかと
思うが、もし雨だったら千葉くんだりまでだれが行くか。
それにしてもエースFW田中選手の骨折が悔やみきれない。しかしここはスッパと切り
替えて天皇杯に集中するしかない。田中の抜けた攻撃陣、こうなったら永井に頼るしか
ない。
もう永井雄一郎と心中である。もし天皇杯が悲惨な結果に終わったらレッズサポーター
の怒りの矛先は再び田中選手を壊した柏の『スキンヘッド土屋』に行く事が考えられる。
血の気の多い連中の暴走が無ければよいが…と言いつつ『少しぐらいの暴走はしょうが
ないかな…』と多くのレッズサポーターは内心思っている。
ちょうど11月12日には中国人たちとの餃子パーティーがあった(6ヶ月前に決まっていた)
のでG大阪対浦和戦をテレビで見ることができなかった。餃子パーティーを時々エスケ
ープしてスコアーだけでも聞こうと思いテレビの音だけ受信できる携帯ラジオを持って
いった。
しかし、餃子を作るのと食べるのに夢中になりG大阪対浦和戦のことをすっかり忘れて
いた。
11月13日(日)はさいたま市営浦和駒場スタジアムで行なわれた冬の高校サッカー選手権
埼玉大会準決勝を見に行った。『晩秋の陽は芝生の上で必死にボールを追う若者たちを
黄金に染めています』なんて、何度も聞いたことのあるようなコメントの風景がなんと
そのまんまそこにあった。どの高校もブラバンと足のきれいなチェアリーダーたちを繰
り出し、元気いっぱいの青春をコレでもかというほど見せてくれていた。