3/14の日記          文は田島薫



一青窈(ひととよう)の歌

昨日はいつものように、新聞読んで、テレビ見て、エレキギター弾いたりした

んだけど、春になって来ると、何だか大声出したくなっちゃうようで、エレキに

合わせニールヤング歌った後、ちょっとオリジナルも歌って、後何か他に歌う

もんないかな、って考えて、あれにしよう、って思った。


録画しておいた一青窈(ひととよう)のコンサートを先週見て、「ハナミズキ」

って曲がすごくいいので、4度低くして歌とコードをコピーしてみてて、でも、

彼女のとどっか違ってて、何度も再生して考え、結局コード違いと、ポイント

ポイントで彼女の独特のこぶしまわしがあることがわかり、歌詞とメロディーの

構成のずらしのおもしろさ、にも気がつき、なかなか、幻のシンガーソングライ

ターの私にとって、勉強になるものだったのだ。


で、わかったところで、ガットギターに替え大声で歌ったんだけど、わかることと、

再現できることとはちょっと違う、ってこともわかった。

第一、彼女が歌っていい曲だからといって、ダサイおっさんの私が歌って、いい

曲に聴こえるとは限らないし、歌だって下手だ、ってよく言われるし。

しかし、かまわず歌い続けたら、わりあいオリジナルに近いぐらい(?)正確に

歌えるようになった(気がした)から、歌の練習にはなったようだ。


しかし、新聞広げたりテレビつけたりしながらも、夜じゅう、ひとりカラオケ

のように同じ歌を繰り返し歌ってて、それで少しうまくなったとして、それが

どーした、ってことを考えると、もっと有意義な時間の過ごし方もあるんじゃない

か、って気もしたんだけど、たまには遊び、ってことでいいんだろう。

(たまには、じゃないだろっ)


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