7/25の日記 文は田島薫
よさこい祭り、だって〜?昨日は私の自宅のあるさいたま市の最寄り駅の通りでよさこい祭りがある、って、
聞いてて、気をつけてたら、本当に祭りの音が聞こえて来たので、ちょっと、
行ってみた。
よさこい踊りって、高知県で始まった踊りなんだから、埼玉県でそれやる、って
いいんかなー、って少々疑問があるんだけど、どうも、調べてみると、最近それ
が人気で全国各地に広がっているようだ。
阿波踊りや、サンバカーニバルやなんかも、地元じゃないのに、おもしろいから、
っていろんな地方でやられちゃってて、こういうのは文化的にはどうしても、私
にはニセモノって見えてしまうんだけど、ま、いいか。
東京のベッドタウンといわれる地元の駅周辺はマンションやら住宅はかなり密集しているものの、大繁華街っていったようなものはなくて、小デパートやスーパ
ーがメインのそこそこの地方の街って感じなんだけど、駅と文化センターを結ぶ
まあまあ広いメインストリート(?)の両側の歩道にはまあそこそこの人垣が
できていて、道路上には、国籍不明のはでな衣装を着たグループが何組も待機し、
先頭では順番に踊りを披露しているようだった。
先へ歩いて行くと、先頭に止めたトラックの上にでっかいスピーカーが乗り、その上にグループのリーダーらしき人物がマイクで指揮やかけ声をがなって、あるグル
ープの踊りが始まるところだった。
ベースとリズムを強調した民謡ロックといった音響に乗って、飛び跳ねるように
踊る子供や娘はなかなか可愛かったけど、おじさんやおばさんは、どっかで、
頭打っちゃったのかなー、って危ない感じに見えたけど、まー、みんな嬉しそう
な顔してたから、ま、いいか。
私の前を女子中学生が数人通りぬけながら、まつりだっていうのに、塾だ、って嘆いていた。
そうだそうだ子供は勉強なんかやめた方がいいんだ、第一、夏休みだろうが。
遠い地方の踊りだろうがなんだろうが、踊っちゃった方の勝ちだなきっと。