7/19の日記 文は田島薫
マエストロ職人と日曜バンド数カ月前、18年乗り続けた家の自転車のタイヤがすり減って、とうとう穴が開き、
盛大にパンクして、自分でパンク修理したんだけど、空気を入れたら、やっぱり、
タイヤの穴からチューブがこぶのように飛び出てしまったので、タイヤ交換する
しかないなと、タイヤとスパナを買って来て見ると、車軸のまわりにごちゃご
ちゃいろんなものがくっついていて、面倒くさそうなんで放っておいたんだけど、
せっかく連休だし、やってみようとボルト類をあらかたはずして、これで、軸が
すっと抜けるんだろうと思ったら、ビクともしない。
で、そこで止めてまた放っとこうと思ってたら、土曜の夜、バンドメンバーのはる
さんから電話があり、実家に行くついでに明日寄って練習したい、って言うので、
グッドタイミングだと思った。
はるさんはサニーと同様、機械類やあらゆる工作が好きななかなかの技術者で、
自転車の組み立ても知ってるのだ。
夕方来たはるさんはやっぱり、玄関にたてかけた自転車を見て、意見を言ってきたので、聞くと、車輪は軸からはずせないし、タイヤ交換はそれをはずさずやる
んだ、って教えてくれ、その作業を指導しつつ手伝ってくれた。
私ひとりだったら、永遠になぞのまま、最悪、ハンマーで軸をたたいて、だめに
してたかも知れないわけだから、敬意と感謝を感じた。
(けっきょくバンド練習にサニーは仕事で参加できない、ってことと、ジャック吉田さんは自宅の電話番号聞いてないことに、また気がついた)
汗流した後、ビールで乾杯してたら、豆腐の他なにもつまみが出ないことを見切ったはるさんが、近所でまぐろとイカと肉を買って来て調理をし(はるさんは料理も
うまいのだ)、ギターセッションをしつつ酒宴をした。
毎度のことだけど、われわれのバンド活動としては、まずみんなでチューニングをした上で、簡単な曲を1曲完成させようではないか、ってことで、意見の一致を
みた。(ところがその選曲、みんなの意見が一致したためしがない)
それと、われわれのバンドのネックは私のオリジナルだ(メリットじゃなくてネッ
クだってか〜)、ってことでも、サニーとはるさんの間で意見の一致をみてる
ようだ。(オイオイみんなそんなに私のオリジナルがヤだったんかい!)