1/4の日記          文は田島薫



年末のお祭り

年末の一週間の先週は、原田芳雄さんちの餅搗き会におじゃましたり、舞踏家成瀬

信彦さんと郡司園子さんの新居に招かれたりで、珍しく沢山の人に会い、ちょっと

はしゃいでしまったかも知れない。


原田さん宅は去年に続き、映画プロデューサーの尾形さんの関係の便乗で、同じく

彼の関係の美女2名と新宿紀伊国屋で待ち合わせ、美女のひとりが少し遅れるという

ので、3人で先に伊勢丹で酒を買おうということになって、彼が酒、私がビールを

買っているうちにはぐれ、紀伊国屋で待ってればいいか、って先にそこで待ってたら、

30分たってもだれも来ないので、先行ったかもと、ひとりで原田さんちへ向かった。

原田さんちで原田さんに尾形さんまだ来てませんか、って聞くと、まだだ、って。

20分ほどして来た3人に聞くと、伊勢丹で店内放送までして私を探していたそうだ。

携帯電話持ってない上、尾形さんの携帯番号のメモを忘れた私が悪かったのだ。


満員の原田邸では華原朋美さんと原田さんと一言づつ会話し、大好きなガールズ

ロックバンド、THE NEWSのアオキヨウコさんのそばへ寄って行って、10言ぐらい

会話し、尾形さんの友人の俳優と色々話をし、電車のあるうちにみんなで帰った。


大晦日は舞踏家成瀬さんと郡司さんの新居へ尾形さんと、水墨の北山満智子さん、

ギター背負ったサニーとおじゃました。

われわれがダイニングのテーブルの回りにすわると、バックが布で被われ、きれい

に片付いた隣のリビングルームから曲が流れ、赤い着物をまとった成瀬さんの舞踏が

始まった。

観客がわれわれだけなのに、全く手を抜かず、全力で真剣に踊る成瀬さんに、表現に

ついての何か大切なことを教わった気がした。


郡司さんの手料理や、北山さんのドライケーキを食べ、沢山のビールや酒を飲み、

みんなで舞踏の企画などの話をしていたようだが、酔っぱらって、久々に、馬鹿に

なっちゃったようだ。(久々になっちゃっただと、元々馬鹿だろっ)

翌朝は少し二日酔いで、みんなの乾杯には白湯で参加した。

馬鹿は翌日も続いて、帰りの電車を間違えた。


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