1/11の日記          文は田島薫



年頭のオリジナルセッション

3連休の中日に出版社の友人が家へ遊びに来たら、続いてサニーから電話で来たい、

ってことで、合流してビール飲みながらギターセッションした。


いつものように、ブルースやロックの即興合奏から始まり、ジャンル不明の前衛

サウンドから、出任せのでたらめサウンドと続き、疲れると話をして、夜更けまで

酒を飲んで、そのまま雑魚寝。

翌日は昼ごろ起きて、またギターセッション、気がつくともう夕方で、そろそろ

飲む時間だ、って、またビールを飲み出す。

ボブディランやバンドの曲やってるうちに、コード進行がいっしょの私のオリジナル

を歌っちゃったら、サニーはやな顔せずにリードギターのアドリブを合わせた。


オリジナルをやることに関しては作詞作曲印税の分け前でサニーたちはひっかかって

いたようなんだけど、桑田圭介が自分の作詞作曲印税をメンバーと平等に分けてる、

って話も事実としては少し矛盾があるし、(私には自分が作った曲の印税を作らなかった

人と平等に分けるのが当然だ、という意見には、どうしても理解と納得ができないし)

印税調べてみたら、音楽の印税は、出版物とくらべ、搾取のシステム(?)ができてる

ようで、考えていたより製品価格からのパーセントが桁違いに少なく、例えば10万枚CD

が売れたとしても、たいした金額が入らず、それより、演奏出演料を平等にして全国

ツアーをする方が入金額としては現実的(ほんとか?)だ、ってことがわかったので、

サニーにもその問題は一応解決したようなのだ。

(だいたい、いつCD出して、いつ全国ツアーするんだっ、しかし…夢は自由なのだ)


調子に乗って、オリジナルを2曲、けっこう詰めた練習をした。


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