9/21の日記 文は田島薫
親孝行代理人私の父の妹が体調を崩し養護施設に入居し、それの見舞いをする父のため、
その子供が両親のいる茨城まで車で送り迎えをし、おまけにその子供達が
料理屋でごちそうしてくれる、という話があり、そりゃありがたい、と、
私は彼らのお世話にまかせた。
私と同じ年で、公務員をやっているいとこは、ごちそうした両親を私の家まで送って来て、また明日の朝、迎えに来て茨城まで送って行ってくれる、と言う。
家族のため、常に将来の経済的な計画を立て、毎日を生真面目に送り、生活に対する堅実な考え方を何よりも優先する彼の態度は私の父に良く似ていて、
楽天的に今の楽しさを優先する傾向のある私のいい加減な態度は母似のようだ。
(そういうことでまとめないで、もっと生活態度を反省しろっ、て?)
公務員の彼は彼の今日までの職場での、苦労、努力、考え方などを、紅茶飲みながら1時間余語って(われわれは少し退屈した)から帰った。
20日が敬老の日だということで、テレビで長生き元気老人の話をいくつもやっていて、100才ぐらいで語学をマスターし続ける人や走り続ける人の話は
理想的な年の取り方の共通した真理を示してくれていて、両親もそれらを見て
共感しているようだ。
母につられ80の父も先日水泳を始めたらしい。