5/3の主張             文は田島薫



(善悪の短絡評価について2)

民主党党首の国民年金を納めてなかった議員への批判、やめればいいのに、って

思ってた通り、結局自分もその一員だったことがわかって、恥じをかいている。

だいたい、そんなどうでもいい問題を、自民批判のいい材料が見つかった、って、

いつもの抵抗パターン、大喜びでぺらぺらしゃべるからだ。

前にも、小泉首相の靖国参拝の日取りを変えたかなんかした時、約束を守んなかった

って国会の場で愚にもつかないことを首相に言って時間を浪費していたし、今度だって

そんなくだらない年金問題の本質からずれた話でぐずぐず訳のわからないこと言ってる

から、自民党のやりたいように強硬採決などされ、国民にだって何が問題なのかの

説得力を持てないのだ。


改憲問題だって、そんな条件反射的な低レベルの反論ばかりしていると、自衛隊を

軍隊と認める、ってことで、民主党の反論に解決がつく、なんてことになり、

本来の民主党の国連主導で政策を展開して行く、という主張もそのままからめとられ、

改憲され、国連主導的米国追従路線を矛盾なく突っ走られることにもなりかねない。


小沢一郎はそのへんの問題点を国連支援待機軍(?)といった形で、具体的に考え

提案しているようなので、そちらに期待したいが、管さん、もっとしっかりしろよ。


大体先日のイラク人質になった日本人たちの中東地域和平に貢献する志しと実績を

まともに評価することもできずに、自衛隊が何百億の税金の無駄使いをしていること

も、自分達だって税金から多額の報酬を得ていることは気にも止めず、自分達の仕事

をあたかも個人が犠牲的な世話でもしたかのように過大評価し、救助に使った航空機

料金などを請求するのは当然のように考える外務省の役人の視野の狭さ短絡さ、と

さほど違わない言動はみんな即やめにした方がいい、世界の笑いものだ。




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