4/26の日記          文は田島薫



なかなかいいぞ女子サッカー

土曜の夜はオリンピック出場権をかけた女子サッカーと男子の2ゲームを続けて放送

する4時間半ぶっ通し番組があり、ちょっとそんなにまとめて見るのも疲れそうだな、

と思いつつ、飲みすぎないように焼酎をちびちびなめながら、見始めた。


女子サッカーの対戦相手は日本が未だかつて1回も勝てたことがない強豪北朝鮮で、

国立競技場にはこれまた、女子のゲームでは新記録の3万人のサポーターが入った。

応援席は完全に分けられ、ぎっしり入った青色の日本側に、北朝鮮側も在日の人たち

などが意外なほど大勢結集して赤色に染まって大盛り上がりだ。


あんまり見る機会ないし、そんなに期待してなかった女子日本がこりゃ男子よりいい

んじゃないか、って思うぐらいうまいし、動きもいい。

以前サニーが地元の草サッカーで女子がやってるのを見て、キーパーが蹴っても、

センターラインまで届かないぐらい蹴りが弱い、って言ってたけど、キーパーが蹴れば

相手のゴール前まで飛んで行く勢いだし、やはり全日本クラスになると、パワーも一般

の男子ならかなわないぐらいなのだろう。

フォワードの動きもきびきび雄々しくて、とうとう3点も入れ、北朝鮮には1点も入れ

させず、完勝した。

技術も上がった上に、沢山入ったサポーターの応援に余計がんばれた、と選手は言った。


さて、次はギリシャでの男子、ありゃりゃ、応援席にはだれもいない、正式ゲームじゃ

なかったとしても、少しは入れてもよさそうなもんなのに、何だか草ゲームのような

雰囲気で、選手たちの動きもどことなくだれてみえる。

前半に田中がいいゴールを決めただけで、後半のロスタイムに1点返されて引き分け。

やはりスポーツゲームでの応援席の入り、ってのは、見る方にとっても、ずいぶん

見え方が違うもんだ、とあらためて感じた。

こっちも、ギター弾いたりしながら見てた、ってせいもあるんだけども。


戻る