4/19の日記 文は田島薫
赤羽オペラ土曜の夜は日曜に本公演の行われる第1回赤羽オペラ「こうもり」の通し稽古を映画
プロデューサーの尾形さんと観覧させてもらった。
プログラムなどをデザインさせてもらった関係で演出家から招待を受けていたのだ。
子供のころから赤羽に住むオペラ歌手であり、演出家である飯村孝夫さんが、地域の文化振興の意味も含めて今年から毎年開催するらしい文化活動で、出だし好調、
チケットを売り出すと、すぐに売り切れてしまったようだ。
会場の北区立赤羽会館の講堂は6〜700人程度のホールなのだけど、これぐらいのスペース
で本物のオペラを見れるのはとても贅沢なことなんじゃないか、って気がした。
オペラはテレビでちょっと見たことはあるぐらいで、直は初めてだったこともあり、さすがに一流のキャストやスタッフによるクオリティーの高い歌と演奏の響宴に、
オペラやオペレッタはまさに「音を楽しむ」音楽の本質を表現してるもんなんだな、
と実感させられた。
見るまでは「こうもり」もこんなに軽いコメディーだったとは知らなくて、
善人ばかりが出て来る山田洋二の男はつらいよクラッシク版、といっても過言じゃない、
(過言だっ)人間や人生賛歌といった、愛と善意に満ちたものだったんだ、と知った。
日曜は女子サッカーやJ1のレッズ戦の楽勝ゲームを見ながら、ギターを弾いた。このところ、何曲かヒットしたため二番煎じをねらったというわけでもないんだろうけど、
妙に桜という題や歌詞がついた歌が多いことが気になり、そんなことじゃいかん、って、
先週までの花見週間に、私は欅(けやき)って歌を作った(五十歩百歩だろっ)ので、
それを練習した。
朗々と歌い上げるきのうの歌に比べ、私の歌は細々と歌い下げる、といったものだ。