11/4の日記          文は田島薫



きのうはサッカー、ナビスコカップの決勝があり、わが浦和レッズが

鹿島アントラーズに4対0で圧勝し優勝した。

10年前にJリーグができナビスコカップはその前年から始まったのだけど、

リーグ優勝はおろか、天皇杯も含め、レッズはその間1度もいずれの優勝も

したことがなく、去年もナビスコカップ決勝で破れ、優勝はサポーターの

悲願だったのだ。


テレビの前で拍手をしたり大声を上げたりして応援した。

一時はJ1の最下位になりJ2に落ちたこともあり、ふがいない攻撃力にレッズ

のホームページにクレームを送ったこともあったけど、今年のレッズは巧い、

エメルソン、田中、とともに他の選手の連携もいい。


鹿島の方に故障者や退場者があったせいもあるが、国立競技場8割のレッズ

サポーターの大声援の中、快調に得点するレッズに私も余裕で、いろんな事

言ったりしながらご機嫌だった。


時間が来て優勝が決定した時、アナウンサーが「浦和レッズ優勝です」って

言った瞬間、どうしてか私は何もしゃべれなくなり、不本意に涙が出た。


この間、阪神が優勝した時、客観的になんだかんだ言ったのに、これだ。

しかし、サポーターってのは実は選手より、チームへの思い入れが多いかも、

ってことも大いにありうると感じた。


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