5/19の主張             文は田島薫



(生活レベルについて)

今日本は不況だと騒いでいるが、リストラという名の下請け切り捨てや、

首切り、サービス残業などによって収益を上げるようになった会社社員や、

財政が赤字でも税金から高給を払われ続ける公務員や特殊法人は十二分に

潤っているし、金持ちはけっこういる。

経済構造的に問題点も多いのだから気づいたらどんどん批判していくのは

必要なことだと思う。


しかし、そういった金持ちにただあこがれて、恵まれない自分の立場を

嘆いたり、なんとか追いつこうと、無理な努力をするだけというのも

さびしいんじゃないだろうか。

人が生きるのに大切なのは自分自身が感じる喜びや楽しみのはずだとすれば、

もっと自由に道が開けるはずだ。

金がなければはじまらない、と言う前に、戦後の焼跡ではみんなホームレス

だったり、世界では、きょう家族全員がたっぷり食事できたら、それが最高の

しあわせだ、という人々が何十億もいると考えよう。


仕事を開拓発展させることはすばらしいことだけど、つまらない背伸びで、

仕事の奴隷になってるのなら、体にも悪いし、楽しくもないまま、最後は

だれでも死ぬんですぜ。

冷静にどこまで生活の無駄を省けるか考えるべきだろう。

みんな、そう考えている、って言うかも知れないけど、つまらない学費とか、

自家用車とか、保険とか、やめたらどうです大きなお世話だけど。


酒?酒は必要です。


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