連載●文はクボユーシロー

貞熊遺伝研究所13



(天の使い6)

『天』とは40年以上付合ってきた。正確に言えば地球エリアを担当する『や

つ』との付合いである。

前にも書いたが『彼等』は明らかに生命体であるが、具体的にどういう形をし

ている『人々』なのかは知らない。『彼等』はそういう質問には全く回答して

くれなかった。

しかし、40余年の間に知った『彼等』について書いておかなければならない

と思っている。より正確に言うなら40余年の間に僕がレシーブした『彼等』

のイメージであるが。

『やつ』が僕を使って長い間やってきた事は後日書く。

・ 『彼等』の存在は普通の人類の持つ視覚、聴覚、嗅覚、触覚ではキャッチで

きない。(キャッチできる人も例外的にはいる、他の生物の中にもいるらし

い。)

・ 『彼等』は微生物のように小さい(人類から見て)が、ケースバイケースで有

機的に複数が固まったり又、離れたりしてるようだ。(詳しく聞かないで欲し

い)

・ 人類の歴史は約500万年ぐらいらしいが、『彼等』はその数百倍の歴史を

持つらしい。

・ 元々はどこかの惑星を本拠に活動していたが、現在は広い宇宙(人類から見

て)全体に存在しているらしい。

・ 実存する本拠地は無いというよりも必要が無く、『彼等』はバーチャルなセ

ンターを所々に置いて活動している。

・ 人から見て微細な『彼等』ももちろん日常使うエネルギーや人類で言うとこ

ろの食料を必要としているが、地球エリアにいる彼らにはわずかの太陽光(『彼

等』は存在するエリアによってエネルギー源や食料源は違うらしい)だけで十分

らしく、食料は光合成によって作る。。

では、今回はこの辺で つづく


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