6/16の主張             文は田島薫



(ノ・ムヒョン大統領に学べ2)

北朝鮮は拉致という犯罪をおかし、被害者の返還をしないし、核開発も認めた。

だから、それを止めさせるためには経済制裁をする、と威しつけるべきだ、と、

応じなければそれを、実行してかまわない、と、したり顔の拉致被害連の議員が

うす笑いさえ浮かべて、言いはなつ。


私たちは、食料支援まで制裁したいと考えているわけではない、と、でも、

送った食料のほとんどを軍部が食べたり、軍事物資に変わってしまう、と、

国民に渡るのはほんの20%なのだ、と。

だから、渡るための努力をするのかと思っていると、その先の話はない。

けっきょく食料も送らない、ってことだ、これはなんて、無責任な言動なのだ。


例えば10万トンの食料の20%なら2万トン、ひとりに10キロづつ配ったとして、

とりあえず200万人の飢えを救うことができるじゃないか。

豊かな国の傲慢な人間の自己本意な主張が通ったあかつきには、助かるべき命の

200万が見殺しされると同じことが結果的に起こる可能性があるのだ。


とは言っても援助が核や、軍備にまわされるのは危険だ、と言うんだろうが、

彼ら共産主義者の軍拡の第一の理由は、資本主義帝国主義国は侵略攻撃をする、

だから国を守るためには絶対必要なのだ、と言っているのだ。

現実的に米国は先日も他国への侵略攻撃をしたわけだし、北朝鮮がますます

軍拡に傾くのはあたりまえじゃないのか。

まず核開発をやめろ、と言う米国と、攻めることをしないという約束をしたら、

やめる、と言ってる北朝鮮のどっちに道理があるだろう。


赤貧国北朝鮮は拉致も麻薬輸出も軍拡もすべて、自国を守るための緊急非難行為

なのだ、だれがキム・ジョンイルを非難できる聖人だ、と言うのだろうか。

ノ.ムヒョン大統領の意見のように、北朝鮮に経済的援助をしつつ、だんだんに

常識的平和国交に導いて行くのが、最良の政策に決まっているではないか。


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