今週の感動              文は佐怒賀豊


ソノ世界的イラストレータ・サニーはココアメンバーですが、
ふだんのアート作業を栃木でやっていて、そこからの田舎だよりです。
今回は去年の秋に来た「以前の少し欲張りな感動」



猫環境の生活をうらやましくさえ思っておりますよ。

人間ばっかりの生活に比べ、彼等も含め他との交流があるとないとでは

あきらかに違いが出ますね。

僕の方と言えば今だゲンキ君の後継者なし。特別な理由はないのですが

縁がないだけ!ただでいい犬をもらうのって時間がかかるらしい。

もしくはペットショップで大金を使うしかないもんね。

そんな最中のある夜。友人の一人がまたたくさんの廃材を運んで来てくれた。

「そんな木っ端に銭使うんなんて、もったいない!」

確かに彼は僕の木材を使ったオブジェに賛同してくれて、同じ木材なら

こんな木材も使ってみなよ!ってトラック一台分だって。

無料ほど体力を使うものはない。その廃材の使えるもの、使えないもの

釘を抜いたりと早朝より汗ばむここんところでした。


部屋の中に閉じこもっての作業に疲れていたので、大きなガラス窓の下で

作業をしたかった。そしたらその友達が大きなガラス枠の窓を何枚も

探してきてくれた。年代ものの畳み一畳のガラス窓。

それと薪ストーブ!の廃棄物。  すべてただだって。

そんな彼が譲らないのが、彼と一緒に来た柴犬。まだ生後5か月のくせに

待て!もお座りも!ふせ!も、主人の目をじ〜っと見ながらしやがる。

彼のトラックの助手席にポツンと座ってやがるんだもん。



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