2/24の日記 文は田島薫
昨日は、クボセンセイと彼の兄と86才になる彼らの母親が遊びに来た。
兄は昨年定年になり、名古屋から北海道に移り、妻と生活し始めているのだが、月1ぐらいに、クボセンセイと母親の住む家へ来て、母親の今後のことなどを
相談したりしていて、自宅がふた駅しか離れていないせいもあって、
母親抜きでは、私も一緒にいつも近くの駅などで待ち合わせて酒を飲んだり
しているのだ。
彼らの母親と私の母親は姉妹で、男1人プラス4人姉妹の残り3人はすでに亡くなっていて、長女である彼の母親も元気なんだけど、私が会うのは、
1年か2年に1度ぐらいといったこともあって、いつ亡くなっても
おかしくない年の彼女と会うたびに、これが会う最後になるかも知れないと、
内心思ったりしながら話していると、他愛ない話も貴重なものに感じられた。
しかし、2階の居間へ人の手を借りずにどんどん上って行ける体力だし、後20年でも長生きするのかも知れない。最近私と同世代で病死する知人が
増えてきているようだし、順番通りとは限らない。健康には気をつけて、
それでも死ぬ時は死ぬと考え、いつも人とは一期一会と思ってつき会いたい。