8/18の日記          文は田島薫



前回、ギター好きを見るとギターやり始めの時のことを思い出すと書いたけど、

土曜の晩自宅に、バンドメンバーのサニーが初心者の若い女性を連れて来た。

イラスト学校の後輩の彼女は酒の方は得意らしくビールはばんばん飲んだ。


小さくて新しいフォークギターを持って来ていて、われわれから教わることになって

いたようだったが、まだほとんどコードを押さえられないようなので、

どこも押さえなくてもハーモニーの出る開放弦チューニングをしてあげたら、

大喜びした。

これだと、あまり練習しなくても音が出るので、上達しなくなっちゃうぞ、といった

心配もあったけど、楽しみながら練習できた方がいい、と彼女も主張した。


指一本で2箇所フレットをずらせば、3コードの歌の伴奏ができる。

帰って来たヨッパライ、と、風に吹かれて、がやれたので、夢中になっていた。

われわれもそれに合わせて、ずーっと、リードギターやベースを入れたり、

歌ってやったりした。


初心者がいきなりバンド演奏に参加して、一応形になるんだから、やっぱり

ギターって、「世界じゅうみんなのすぐれもの楽器」だ。


ビールやワインも飲み、アンプから音を出して大騒ぎして、気がつくと、もう、

夜中の3時過ぎだった。

隣近所ではみんなが怒っていたはずだ。(申し訳ない)


あくる日はラ〜ラ・バンバをやった。(反省してない)


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