今週の感動              文は佐怒賀豊


ソノ世界的イラストレータ・サニーはココアメンバーですが、
ふだんのアート作業を栃木でやっていて、そこからの田舎だよりです。
今回は本日来たホットで問題提議な「今週の感動」。



統一地方選の演説週間がやっと終わった昨日、晴れて投票に行った。

20歳になったばかりの息子をひっぱり出し、会場になっている小学校に

二人して出向いた。かつて息子とはサッカーやらいろんな遊びの度に

歩いた道を、今日は選挙の投票のために歩いた。

「一体誰に投票したらいいか、まったく分からないよ?」と言う息子。

「分からなかったら白紙でもいい!必ずしも投票したい候補者がいるとは

限らないから。」「まったく参加しないよりもましだからね!

無言の意思表示みたいなもんかも知れない」と言ってみた。

会場になっている体育館はスリッパの音が響くくらいにやや厳粛ムード。

息子は僕の後を次いで20歳の小さな責任を終えた。

案外手際が良かったところを見ると白紙の投票だったような気もした。(苦笑)

そんな話しを夕食時にしたら「白紙なんかなら行くことないじゃない!まったく」と

かみさんはあきれかえってしまった。

先にのべてような白紙の意味意義を語ったもののまったく取りあわない。

たぶん僕はやっかいな性格に違いないんだろうな(笑)

こうやってたかが選挙話しでも小さな亀裂をいつものように感じる毎日であります。

ところで白紙投票って投票率には加算されるんだろうか?


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