5/23の主張



ちょっと前になるが、TVでホームレスのドキュメント番組を見た。

会社役員や自営でばりばり働いていた男達が、不況の中で倒産や

失業を被り、求職の運動をくり返しても仕事に就けず、

貯金の底が尽き、50代後半のホムレス生活をしているのだ。


そんな状況になるまでぼやぼやしてるのがバカだとか、

仕事を選ばなければなんとかなるはずだし、いよいよとなれば、

生活保護だって受けられるじゃないかと、幸運な人々は言う。


ところが、こうだ、職安に行くと、

「ただでさえ中高年の求人はわずかで、55才過ぎの老人の

求人は絶望的にありません」といわれる。

で、役所に行って生活費の援助を頼もうとすると、

「65才前の若い人なら、いくらでも働けるのだから、

働きなさい。援助はできません」と言われるのだ。


小泉さんの行政改革は大賛成だが、そうすると、どんどん失業者も

出て来る可能性があるわけだ。そういった立場は明日の我が身、

だから、文化国家なら最低限の福祉政策を特殊法人などの税金の

寄生者たちの排除とセットで首相や、地元政治家へのメールなどで

主張して行こうではないか。

不安のない世で、「金があるなら」税金だってたっぷり払おう。


民間企業賃金カットの中、埼玉県内(私の地元)の官公庁の夏の

ボーナスはちゃんとアップだそうだ。(メールだメールだ)


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