8/17の主張
            文は田島薫



(戦犯について)

小泉首相が靖国参拝にこだわるのは、祖国の愛する人々を守る

ためと、純粋に信じて自分の命を投げ出していった特攻隊員たちに、

対しての思いかららしい。


だったら、そこのところをはっきりし、

侵略戦争を始めたA級戦犯はもとより、中国などで、民間人の

強姦、虐殺を“率先して”やった兵隊などに対してお参りする気持ちは

一切ないと言い切るべきだろう。


戦争はそういうもんだと、戦争犯罪を犯す人間と、

情報にあやつられたとはいえ、愛国心で戦った人間の「志の高さ」は、

天地の差があるのでは。


だからといって、絶対悪に対して愛国心で戦うという

シチュエーションは、ほとんどフィクションの世界にしかないのだ。


だって、世界中で行われている、紛争は、それぞれの言い分、正義の

(広義の意味での)愛国心どうしのぶつかりあいだからだ。


国際連合を育てていきたいもんです。


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