10/21の日記 文は田島薫
週末は千葉に住む友人と門前仲町の店で飲んだ。
そこは安く魚を食べさせてもらえる古くて大きな有名な店で、前回と続けてその店に入った。昔2、3回入ったことはあったんだ
けども、いつも店の前に人がならんでいて、ならんで待ってまで
なにか食べるこたーないという一致した考えのわれわれはいつも、
店前は待ち合わせに使うだけだったのだが、まわりの大衆チェーン店
などでもけっこう待たせられることがあって、だったらたまには、
その店にならんでみようとならんだら、5分ほどで、中へ入れて
もらえたのだ。
思ってたよりも客の回転が早いのでよく店内を観察してみると、2階以上の座敷きは民宿風で、大勢で宴会というのもいたが、
1階は仕事帰りにちょっと寄って、刺身で一杯飲んでごっちそうさんと
風のように帰って行くといった粋なひとり客が大部分なのだ。
ところが、われわれは当日もメニューの安さに目がくらみ、大量の魚と大量のビールで、たっぷり閉店近くまでねばって、千鳥足で
帰ったのだった。
翌日は2日酔いだったと友人からメールが来ていた。