10/7の主張 文は田島薫
(役人の勘違いについて)私の住むさいたま市から「健康優良家庭記念」と打たれたのし紙
つきの「低周波治療器」なる18cm角ほどの箱が届いた。
私は以前治療の終わった歯のケアでたまに歯医者に行くぐらいで、何十年も歯医者以外の医者にかかった記憶がない。
国民健康保険料を払っていてもほとんど医療費を使わない市民には
ごほうびをやって誉めてやろうと言ったことなのだろう。
毎年なんだか、ものが届いていて、違和感を感じていたんだが、こんないかがわしいものを勝手に届けられて、誰が喜ぶだろう。
それに、自分たちのポケットマネーから買ったと言うならまだしも、
全部税金から費用が出ていることを彼らはどう考えているのだろう。
多分何も考えていないのだろう。庶民が無理して高額の国民健康保険料を払うのは、体の悪い人のためになるならというこころと、
自分もお世話になる可能性はゼロじゃないという気持ちからだ。
それなのに、何だこの無駄遣いは、健康機具を贈ってますます健康になってもらって、医療費使わないように、って言うつもり
かも知れないが、健康人は健康管理を自分でやってるから医者が
いらないのだし、大きなお世話、短絡的なお役所発想だ。
現金を戻すか、翌年の保険料を割引きする方法を取るべきだ。
茨城の方の役所では、敬老の日にいつも毛布を贈っていて、受取った人が、いつも毛布ばかりだから、ちがうものをくれと言ったところ、
役場は、「ものをもらう方」が文句を言うなと怒ったそうだ。
私はクレーム文をつけて「おくりもの」を送り返すつもりだ。