11/5の日記 文は田島薫
きのうのサッカーヤマザキナビスコカップは浦和レッズにとってJリーグ10年のなかで、初めての優勝決定戦だった。
地元の私はレッズのゲームがテレビ中継される時は、いつも、窓を開けたまま、テレビの音をステレオアンプにつなぎボリュームを
上げ、ご近所のみなさんも見てますよねーと、いった気持ちで
声を上げながら観戦する。
しかし、どーも隣接する住宅やアパートの人たちが観戦している
気配がなく、うちは単にうるさい家だと思われているだけかも知れない。
ふだんでも、エレキギターなんかの音出したりもしてるし。
今年のレッズはうまい若手やエメルソンなどの外人選手やオフトの采配で夢のように好調で、もしやと期待したサポーターで国立は超満員だった。
結果はアントラーズの勝ちだったがアグレッシブないいゲームだった。
テレビニュースで、我々もよく行く地元のサポーターの居酒屋が出て、「レッズ優勝おめでとう!」の一部に「準」と書かれた小さな別紙を
張り付けた大きな幕の前で大騒ぎする沢山の人々がいた。
J2まで落ちたチームががんばって決勝と名がつくゲームにまで行ったのだ、味方にぶつかって入った1点で負けても、本気で怒るサポーターはいない。
試練を経て来たレッズサポーターは日本で一番ハイレベル(?)なのだ。