5/7の主張             文は田島薫



(オヤクショシゴトについて)

鉄筋アパートの上階の火事で住人が死んだというニュースがあった。

電気代が払えず電気を止められてロウソクで生活していたそうだ。


電気や ガス、水道といった、都市生活で必需な基本インフラを、

それらの企業体は、料金未納ということだけで、簡単に止めてしまう

例を前にも聞いたことが何度かある。


コンクリに囲まれた環境で、極暑の夏や、極寒の冬に電気を止められた

老人や病人などがいたら、死んでもいいと言ってると同じだ。


当人たちの労働努力がたりないんだとか、ずるい人もいると言う人も

いるが、好きで失業したり、余計な贅沢をしていて、金があるのに、

電気代や水道代を払わないという人間がいるのだろうか。


警告を出した後、事情を訴えたものには、支払い免除なり猶予する

ような制度を該当企業は作るべきだろう。

人も金もかかるけど、怪しいと思ったところはしっかり調査できる

システムにすればいいではないか。


仕事は人間がやっているものなのに、生産ラインの機械と変らない

ような単純な効率だけで、無反省にやっちゃっていいって、

「文化国家」の日本人がみんな思ってるんだろうか。



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