3/11の日記 文は田島薫
先週の木曜は夕方、同窓生の貴公子(本人希望仮名抵抗感付き)から、私の家のある駅で待ち合わせて飲もうと市外電話があった。
なんでそんな話になるかと言うと、「都心の」私の事務所の近くの印刷会社に貴公子はいたのだが、リストラの一環で、郊外の子会社に、
無理矢理転勤させられ、そこで単純労働を強いられることになった。
ところが、不幸中の幸い(じゃ〜ないか)で彼の通勤路線の途中に私の駅があったというわけなのだ。
新しく開店したばかりの駅前高架下の居酒屋で、仕事場の近所の飲み屋事情やら、むかしの友人の昔話や近況やらを聞いた。
会うと夕方から飲んでも、はしごして、必ず終電まで帰ろうと言わない関係の友人もいるんだけど、
2時間ぐらいビール2本づつくらいで、できあがって、さて帰るかと、彼とはいつもずいぶん淡白な飲み会なのだった。