7/29の日記 文は田島薫
夏は活動的な季節といったイメージが私にはあるのだけど、現実には毎年、ぼーっと立ち止まった生活をしてるような気がしていて、
これはなんか間違ってんのかも知れないと、考えながらいつも夏を
過ごしている。
2年前までの数年間は活動的に行こうと考え、毎週市民プールへ通って、
休憩から休憩(強制的に休まされる)までの50分間をずーっと泳ぎ続けて、
遠泳の練習をしたのだけど、ほとんど泳ぎ自体はうまくならず、飽きたし、
ただ体を動かしているだけの非効率な運動のような気がしだして、結局、
問題は水中での呼吸の不安感だったと、それは風呂に入った時にシャワー
を顔に受ければ同じ練習ができると分かり、行くのをやめた。
家から自転車で2時間ぐらいの範囲は大体どこも、行ってしまってるし。
と言うわけで(言い訳でした)、いつもの新聞読みと、撮っておいたVTRを観賞した。
いろんな場所の風景や人々を映しながらBGMを流す深夜の穴埋め的番組が好きで、特にやりたいことが見つからない時などの時間の過ごし方としては
なかなか楽しいのだ。
やはり音楽の力はすごくて、いろいろな気分や感傷が喚起されてくる。
そんな時の曲は私が一番好きだと公言しているロックよりも、もっと
軟弱なイージーリスニングがいい。中でもクリスマスソングやディズニー
映画の曲は、なんでからっぽの心にあんなに沁みるんだろう。