7/15の日記 文は田島薫
先週末はいつもお世話になってる近所の社長さんを安酒場に招待した。
事務所のある江戸川橋はむかしは中高年の印刷労働者ばかりの街だったんだけど、ここ最近は20代の若者が沢山乗り降りするようになり、
居酒屋もいくつかできた。
その中で、私は一回も入ったことがなかった高級店の撤退した後に最近できた若者向けの居酒屋があり、そこへ入った。
廃材を田舎家風にいぶしたインテリアはけっこう流行りで、私の趣味と合ってる方なので、けっこういい雰囲気ですね!と元気に言うと、
社長さんは前の店を知ってるので…(わびしい)、という感想だった。
彼はバブルの頃その高級店に入り浸っていたらしい。
なんのかんの言いながら、いろいろ話に盛り上がって、あっと言う間に5時間ぐらい楽しく話し込んでしまった。
なんだ、結局いい雰囲気のインテリアって言うことでいいんじゃないか、(…と言うことにはならないか?)と、思ったのであった。
しかし、贅沢な暮らしを知らない私はいつも幸せなのだ。社長さんもほんとは幸せだったはずだ。めでたしめでたし。