1/21の主張 文は田島薫
(今ふうデザインについて)
電気製品や、カメラといった、プロダクト製品が巷に氾濫している。
どんどん新製品を出して古いものと替えてもらうことによって、
産業界が活性化するんだから次々差別化しなければいけないし、
飽きてもらう必要があるということだろうが、デザインがどれも美しくない。
必然性のない直線や曲線のライン、模様、何カ所にも入るロゴタイプ、泥臭いツートンカラーの色分け、など、かんべんしてくれー!
「たのむ、デザインしないまんまの製品をくれ!」といつも感じる。
多分仕事するデザイナーは素人の上司の意見なんかも入れちゃって、自分で納得するよりも、仕事をやっているように見せることに
神経を使っちゃって、自分でやってることがなんだか分からなくなって
いるのだろう。
若いデザイナー諸君、そこに凝ったロゴタイプやラインを入れて、上司に受けようとする衝動を押さえ、なにも入れない勇気を持とう。