2/18の日記 文は田島薫
私の父は隠居して茨城にいるのだが、若いころ、満州で警察官をしていたことがあって、その頃のことが彼の思い出のメインテーマで、
家族はくり返しその話しを聞かされたもんだった。
そして、だんだん反応も鈍くなる家族に話すだけではものたりなくなったらしく、数年前にとうとう自費出版してしまい、
私のところにも50册ほど送られて来た。
身辺の親しい人には配ったのだが、受け取り拒否するものも複数いたりしていまだにたっぷり残っている。
このあいだから、そろそろ整理しちゃおうと考え、いつも乗り換える有楽町線池袋駅改札のところにある自由貸し出し本箱に置いた。
週末はいつも行く立ち飲みのなじみで茨城出身1と読書家1と一緒にいた1計3人に強引に配った。
※欲しい人には先着5名様に差し上げますので、メールで応募してください。info@cocoa-s.com